たぬき。

　何時までも最上部にあれを晒してるのもどうかと思ったので何となく更新。昨日の金曜ロードショーの『平成狸合戦ぽんぽこ』の話でも。


　実は初めて見たんですが、何て言うか、テーマが重めですね。金を持った人間の勝手な開発事業と、それに淘汰されてしまう野生生物ってなもんでしょうか。まぁ内容自体は、開発された山村に住んでらっしゃった人は共感を覚えるところがありそうだなぁとか、あんまり小さい子供に見せてもわからんだろうなぁとか、そういう感じの感想を抱いてしまったのですが。私は嫌いじゃない内容だったし、私の居住区域も何かと開発が進んできていますから（田舎という程では無いですが）、考えさせられる部分もありました。

　ただ、メインの声優が微妙かも…落語家さん達はまだいい（特にこぶ平…もとい、今は正蔵でしたっけ？なんかは昔からあだち充系アニメにはよく出てたし、えねえちけー教育のハッチポッチという前例もあるし、違和感無かった）んだが、野々村真と石田ひかりがちょっと…。宮崎映画ではよくある事なんだけど、なんかね。テンポもあんまり良くなかった感が否めないし、キャラの表情と演技が合ってない所もあったし、なんか馴染めませんでした。

　やっぱり声萌えって重要だわ…少なくとも私の中では。爽やかな神谷明は相当良かったです（やっぱりこの辺に落ち着く）。



　余談、とあるコンクールに応募する為に、ちょっと前に狸の絵を描いたのですが、先述の通りこの作品見たこと無かったのに、何だか似たような感じになってました。どうりで箸にも棒にも引っ掛からない（入選すらしない）筈だわ。

　余談その2、さっきこの『ぽんぽこ』の話題のために検索かけて色々見てたのですが、結構評価が低い人が多い事に驚いた。私みたいに声優面で低めの評価にしてる人も居るけど、「だから何？」みたいな感想を抱く人も多いのかーと思った。あとアメリカでは狸のふぐりも放送コードに引っ掛かる（映画公開された時は年齢制限つきだったらしい）んだねぇ…そうか…信楽焼きの里に行ったらびっくりしなきゃならんじゃないか。


　…なんかどうでもいい話の方が長くなってしまったような。